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ポメラニアンの里親になるには覚悟が必要!里親になる条件とは?

目次

ポメラニアンの里親になるためには?

ポメラニアンを飼うならペットショップで購入するのではなく、里親になりたいと思っている方は多いですよね。

しかし、誰でも里親になれるわけではありません。厳しい条件をクリアし、里親にふさわしいと認められた方だけが里親になれます。

この記事では、ポメラニアンの里親になるための条件と条件が厳しい理由をご紹介します。ポメラニアンの里親になりたいと思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

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里親になる条件

ポメラニアンに最適な飼育環境を整えられる

脱走防止対策ができている

ポメラニアンを迎えるためには、自宅に脱走防止対策ができていることが条件となります。臆病な性格のポメラニアンに多くあるのが、急に知らない人の家に連れていかれたことでパニックになって逃げだそうとする場合もあるそうです。

ポメラニアンは小さくてすばしっこいので、油断した隙にドアや窓から逃げてしまう可能性もあります。新しい飼い主が決まって幸せに暮らせるはずだったのに、外へ逃げて事故に巻き込まれたりしては元も子もありません。

玄関へ繋がるドアや廊下にはゲートを設置して2重ドアになるようにしたり、庭やベランダには柵を付けて隙間から逃げられないようにしておくと安心ですよ。

段差や階段が少ないと理想的

こちらの条件は必須項目ではありませんが、ポメラニアンが安全に生活するために気を付けると良い条件として挙げられます。ポメラニアンは体が小さく骨が脆いので、足の骨折や脱臼をしてしまうことが多いです。少しの段差や飼い主の膝から飛び降りただけで骨折したケースも。

そうなることを防ぐためにも、あらかじめ段差を少なくして置いたり、階段を登れないようにゲートを設置するなどしてポメラニアンの安全を確保してあげることをおすすめします。

譲渡前に保護団体スタッフへ骨折や脱臼防止対策をしていることも伝えると、保護団体スタッフにとっても安心材料となりますね。

完全室内飼い

ポメラニアンの里親になるためには完全室内飼いをしなければいけません。ポメラニアンは愛玩犬なので屋外での生活には適しておらず、室内で飼うことが大前提です。もし、室内で飼うスペースが無いから庭やベランダで飼いたいと思っている方がいたら、100%譲渡を断られます。

ポメラニアンを家族の一員として、飼い主と同じ空間で暮らしていける環境が整っていることが条件となります。譲渡前には飼育環境の確認が行われるので、万が一上記の条件をクリアしていない場合は譲渡不可です。

小さな子供や高齢者がいる家庭は注意

小さな子供や60歳以上の高齢者がいる家庭は、譲渡不可の場合もあるので注意が必要です。多くの保護団体では、「未就学児がいる家庭はNG」「小学生以下の子どもがいる家庭はNG」など子供が小さいうちは譲渡を断っています。

ポメラニアンは小型犬で骨が弱いので、犬の扱い方がわからない子供が乱暴してしまって骨折や脱臼をさせてしまう可能性があるからです。さらに、乱暴な扱いをする子供に対して腹を立てたポメラニアンが噛みついて攻撃してしまうかもしれません。

子供や犬の安全のためにも、子どもが小さい家庭は譲渡を断られるケースが多くなっています。

また、60歳以上の高齢者のみの家庭は、10数年生きるポメラニアンを最期まで面倒見切れない可能性が高くなるので譲渡を断られる場合があります。高齢の飼い主が突然病気にかかったり入院することになると、犬は十分なお世話をしてもらえず、辛い思いをするかもしれません。

近所に家族が住んでいて、万が一のときは代わりにお世話をしてもらえる環境が整っていれば譲渡OKの場合もありますが、基本的には高齢者への譲渡は行っていない保護団体が多いです。

経済的な余裕がある

里親は生体費がかからないためペットショップで購入するより安くポメラニアンを飼うことができます。ペットショップでは生体費だけで20万円を超えることが多いですが、里親の場合はワクチン代や輸送費のみの支払いで済むので、数万円程度です。

その安さに魅力を感じて里親を選ぶ方もいますが、犬を引き取るときにお金がかからなくても、犬を飼ってからはかなりのお金がかかります。目先の安さに飛びつくとあとで大変な思いをすることになりかねません。

なので、里親希望者には犬を飼えるだけの十分な収入があるかどうか確認する場合が多いです。保護団体によっては源泉徴収票の提出を求められることもあります。

同居する家族全員の同意が得られている

里親になるときは、必ず同居している家族全員の同意が必要になります。もし家族の誰か一人でも里親になることに反対していたら譲渡不可です。これは、譲渡後に家庭内でのトラブルを避けるためで、ポメラニアンが幸せに暮らしていくために必須の条件となっています。

譲渡前の面会時には家族全員が揃っていることを条件とする保護団体もあり、犬と家族の相性や家族全員の意思確認を行います。家族全員と面会ができるまで譲渡しないこともあるので、なるべく全員の予定を合わせて面会日を設定することをおすすめします。

譲渡後も定期的な連絡が必要

無事に条件をクリアして譲渡可能となった場合も、定期的に保護団体スタッフにメールで状況報告をする必要があります。譲渡した犬が元気かどうか、幸せに生活しているかどうかを確認するためです。もし、定期的な連絡を貰えなかったり、飼育状態が悪いと判断された場合は一時的に保護団体スタッフが引き取り、改善を求められることもあります。

連絡頻度は保護団体によって異なりますが、多くは1か月に一度、譲渡した犬の写真を複数枚メールに添付します。定期的な連絡を面倒に思ってしまうかもしれませんが、日常報告のついでに飼育に関して悩んでいることや困ったことがあったら相談すると良いアドバイスを貰えるので、犬に慣れていない方でも安心して引き取れるというメリットがあります。

里親の条件が厳しい理由

ここまでポメラニアンの里親になるための条件をご紹介しましたが、条件が厳しいと感じる方も多いはずです。しかし、里親の条件が厳しいのにはちゃんとした理由があるのです。

里親の条件が厳しいのは二度と悲しい思いをさせないため

里親募集しているポメラニアンの中には、飼い主に捨てられたり、虐待されていたり、悪質な繁殖業者のもとで繁殖犬として飼われていた子がいます。最低限のエサしか与えられず、散歩もせずに糞尿まみれの狭いケージに閉じ込められたまま。そのような環境で育ったポメラニアンは人間から愛情を貰ったことが無いため、人間不信になってしまう子もいます。

人間不信になるくらい酷い環境で暮らしていたポメラニアンに二度と悲しい思いをさせないために、条件を厳しくして信頼できる飼い主へ引き渡しているのです。

条件を緩くして誰それかまわず引き渡してしまうと、また悪質な飼い主のもとへ引き取られてしまう可能性があるので、譲渡前にしっかり見極めるための判断材料となっています。

もちろん、悪質な飼い主でなくても犬を飼うのに適した環境でない場合は、犬のためにも人間のためにも譲渡をお断りしているのです。万が一飼えなくなってしまっては振り出しに逆戻りですからね。

ポメラニアンの里親になるには覚悟が必要

ポメラニアンを飼いたいから、可愛いから、という理由だけでは里親になることはできません。一度悲しい思いをしたポメラニアンを、生涯幸せにしていく覚悟が必要です。

厳しい条件の数々に躊躇してしまいそうですが、厳しい条件をクリアして迎えたポメラニアンは飼い主にとって最高のパートナーになってくれますよ。ポメラニアンを幸せにする覚悟のある方は、ぜひ里親募集しているポメラニアンを探してみてくださいね。

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