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最低限抑えておきたい「犬のしぐさ」!愛犬の気持ちを理解しよう

目次

しぐさで犬の気持ちが分かる?

最低限抑えておきたい「犬のしぐさ」!愛犬の気持ちを理解しよう

「愛犬は今どんな気持ちなんだろう?」と疑問に思ったことはありますか?犬は言葉を話せないので、愛犬の気持ちがわからないと悩む飼い主も多いですよね。では、犬はどのように自分の気持ちを表現しているのでしょうか。

犬は言葉を話せない分、「体」を使って全身で気持ちを表しています。一見なにげないしぐさに見える行動も、実は犬の気持ちを表すサインかも。そのサインを見逃さないためにも、今回ご紹介する犬のしぐさと気持ちを参考にしてみてくださいね。

犬のしぐさと気持ち

犬のしぐさと気持ち

好意やポジティブな気持ちをあらわすしぐさ

①「尻尾を振る」の本当の意味とは?

よく「犬が尻尾を振っている=喜んでいる」と解釈してしまう人が多いですが、実は正確には「尻尾を振る=興奮している」という状態なんです。なので、嬉しくて興奮して尻尾を振っているときもあれば、恐怖を感じて興奮している場合も。

尻尾を振っているからと言って好意を示しているとは限りませんが、飼い主が帰宅したときやおやつを貰える時などは嬉しくて興奮していると捉えられますね。逆に怖がっている場合、尻尾を振るだけでなく毛を逆立てたり吠えたりすることが多いので「今は怖くて尻尾を振っているんだ」と理解できます。

②飼い主の顔や口をなめる

大好きな飼い主の顔や口をなめるしぐさは、飼い主に対する愛情表現の1つです。飼い主を信頼していて、大好きという気持ちを伝えるためにペロペロなめます。飼い主が帰宅すると必ず顔をなめる犬も多いですよね。

中には、「散歩に行きたい」「ご飯食べたい」というおねだりでなめる子もいるので、愛犬がどんな理由でなめているのかを見極めてあげることも大切です。

また、口元をよく舐める子は飼い主の口から食べ物のいい匂いがするから舐めているのかもしれません。食事のあとは口の周りに食べ物がついてないか確認しておくと、万が一愛犬が舐めても安心です。

③飼い主に前足を乗せる仕草

飼い主の腕や足に前足をちょこんと乗せるしぐさは「かまってほしい」と甘えていたり、「おやつ食べたい」「お腹すいたからごはんちょうだい」と要求している証拠。甘えん坊な子やちょっとワガママな子は特にこのしぐさをする傾向にあるようです。

要求されたからと毎回おやつをあげたりしていると、さらにワガママな子になってしまうので注意。甘えてきたときはかまってあげて、ワガママな要求のときはスルーするとメリハリが出て良いしつけになります。

④首をかしげる

犬が首をかしげるしぐさは「気になる音や聞き慣れない音が聞こえたときに、何の音だろう?と耳の角度を変えてよく聞こうとしているしぐさ」と言われています。これは家の外やテレビから聞こえる音に反応して首をかしげることもあれば、飼い主が話している声を聞き取ろうとして首をかしげることも。

一般的には上記のような理由ですが、なかには首をかしげたときに飼い主が嬉しそうにしているのを覚えて、「飼い主が喜んでくれるから」と首をかしげる犬も!愛犬は、たまたま音を聞き取ろうとして首をかしげたら飼い主が「可愛い!」とリアクションを取ったのをちゃんと覚えているんです。

飼い主に対して首をかしげることが多い犬は、もしかしたら飼い主を喜ばせるために首をかしげているのかも。そう考えるとさらに可愛く思えますね。

恐怖などのネガティブな気持ちをあらわすしぐさ

①あくび

人間は眠いときや酸素不足のときにあくびをすると言われていますが、犬があくびをするときは眠い以外にも「ストレスを感じている」可能性があります。強いストレスを感じて不安や恐怖が高まったとき、自分を落ち着かせようとあくびをすることがあるんです。

しつけ中に何度も失敗して飼い主が怒ったときに愛犬があくびをすることもあると思いますが、決して退屈しているのではなく、しつけの内容が難しかったり飼い主が怒りすぎてストレスを感じていることを表します。あくびが見られたらしつけ方法を変えるなど工夫してみてはいかがでしょうか。

②飼い主の体を噛んだ後に、噛んだ部分をなめる

何らかの理由で飼い主を噛んだ後、その噛んだ部分をペロペロなめる犬がいます。「噛んだ後になめるってことは反省しているのかな?」と思いがちですが、実は真逆の意味を表しています。

「ぼくの方が偉いんだぞ。ぼくの言うことを聞いて。」と飼い主と犬の立場が逆転してしまっている状態です。愛犬と信頼関係を築けていない証拠なので、コミュニケーションの取り方やしつけを見直してみてください。

③前足で顔をかく

犬が顔をかいていると、ただ顔が痒くてかいているのかなと思ってしまいますが、前足で顔をかいている場合は「不満」を表していることもあるようです。充分にかまってくれなかったときに、不満を感じて前足で顔をかくのだとか。

「忙しくてあまりかまってあげられなかったな」と思ったときは、なるべく時間を作っていっぱい遊んであげてくださいね!

④伏せる

犬の伏せは「退屈で不満やストレスを感じている」または「気持ちを落ち着けている」という意味があります。

・退屈で不満やストレスを感じている

飼い主がかまってくれないなどの理由で退屈に感じていて、もっとかまってほしいと不満を抱えている状態。特に甘えん坊で寂しがりやな性格の子に多く見られます。退屈になりすぎないよう、一緒に遊ぶ時間を増やしたり、定期的に新しいおもちゃを買ってあげたりすると退屈による不満やストレスを緩和させてあげられますよ。

・気持ちを落ち着けている

嬉しくて興奮したり、怖くて興奮したときに自分を落ち着かせるために伏せをしている状態。全力で走り回って遊んだ後に急に伏せをしたら、楽しくて興奮したのを落ち着けようとしているのかなと思ってあげてください。逆に、何かに怯えて恐怖心が高まったときも興奮を抑えて落ち着こうと伏せをします。

このように、飼い主が「伏せ」の指示を出していないのに、勝手に伏せをしたときは何らかの気持ちの表れかもしれません。

病気の可能性がある注意すべきしぐさ

①壁に向かって頭を押し付ける

もし頻繁に頭を壁に押し付けているようであれば、脳の病気や中毒症状が出ている可能性があります。早めに動物病院に相談し、原因を見つけてもらってください。

②自分の手足を執拗になめる

犬も自分の体をなめて毛づくろいするので、愛犬が自分の手足をなめているからといって必ずしも病気であるとは限りません。ですが、毛がハゲたり炎症を起こすほどなめていたら何らかの病気にかかっている可能性があるので注意が必要です。

特に肉球や肉球の間は汚れが溜まりやすく、ケガもしやすい場所。汚れや蒸れによって皮膚炎にかかり、痛みや痒みを感じて執拗になめているかもしれません。もし異常なほどなめている個所があったら状態を確認し、異常があればすぐに動物病院で診てもらってくださいね。

愛犬のしぐさを観察して気持ちを読み取ろう

愛犬のしぐさを観察して気持ちを読み取ろう

犬は言葉を話せない分、体を使って意思表示してくれます。「尻尾を振って喜んでいると思って近づいたら噛まれた。しつけ中にあくびをするから叱ったら怖がるようになった。」など、人間が犬の気持ちをちゃんと読み取ってあげられていないことが原因で信頼関係を築けなくなってしまうことも。

愛犬とコミュニケーションがうまく取れずに悩んでいる方、もしかしたら愛犬が体で表現してくれている気持ちを見逃しているのかもしれません。ぜひ犬のしぐさについて知識を増やして、愛犬と良い関係を築いてくださいね。

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