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【これで解決】ティッシュを食べる犬のしつけ方!理由・危険性も

目次

なぜ犬はティッシュを食べるの?

愛犬が日常的にティッシュを食べていると体に悪いのではと心配になってしまいますよね。原因もわからず、やめさせようとしても上手くいかず諦めモードに・・・。

どうしようもないからとティッシュを食べるのを放置していると、犬の体に負担がかかり大きな病気を招いてしまうこともあります。そうなる前に原因を特定し、対処することが大切ですよね。

この記事では、犬がティッシュを食べる理由と対処法をご紹介します。あまり知られていない意外な理由にも触れているので、ぜひ参考にしてくださいね。

犬がティッシュを食べる理由

犬がティッシュを食べる理由としてよくあげられるのが「ストレス・空腹・いたずら」などの理由ですが、実は病気が原因でティッシュを食べていることもあるのです。愛犬が急にティッシュを食べるようになった、異常な量のティッシュを食べているといった行動が見られたら、下記の病気を疑ってみてくださいね。

異食症

ドッグフードなどの食べ物以外を食べてしまうのが「異食症(異嗜症)」という病気です。1度や2度ティッシュを食べただけであれば病気というほどではありませんが、長い間継続してティッシュを食べている場合は異食症かもしれません。

異食症になってしまう原因は様々ですが、大きな病気が原因で異食症になってしまっている可能性もあります。ただのいたずらだと過信せず、動物病院で診察してもらうことが大切ですね。

寄生虫

急に愛犬がティッシュを食べるようになってしまった場合、回虫やサナダムシなどの寄生虫が消化器官に悪影響を及ぼしている可能性があります。寄生虫が原因で消化器官が障害を起こし、今まで食べなかったものを突然食べるようになってしまうことがあるのです。

ティッシュ以外にも今まで食べたことが無いものを急に食べ出しているのであれば、寄生虫に蝕まれているかもしれないので普段の行動を注意して観察してくださいね。

犬がティッシュを食べることの危険性

食欲不振や便秘の症状が出る

ごく少量のティッシュを食べただけであれば、体にほとんど影響が無いまま排泄物と一緒に体の外へ出ていきますが、大量のティッシュを食べてしまった場合、食欲不振や便秘といった症状が現れてきます。

大量のティッシュが胃に溜まると空腹感を感じにくくなるのでご飯を食べなくなったり、消化の悪いティッシュが便秘を引き起こすのです。ティッシュを食べている愛犬に食欲不振や便秘の症状が出ている場合、ティッシュを食べ過ぎて体に悪影響を及ぼしている危険性があります。

腸閉塞になってしまうことも

食欲不振や便秘に加えて、さらに怖いのが腸閉塞です。一般的なティッシュは水に溶けないタイプなので消化が悪く、大量に摂取すると胃や腸が詰まってしまいます。腸閉塞になると頻繁に嘔吐や腹痛が起こることも多く、犬にとってつらい状態です。

重症の場合は腸閉塞によって腸の血液循環が悪くなり、ショック状態に陥る可能性もあります。ここまで重症になると大きな手術を行わなければならず、犬の体にかなりの負担をかけてしまいます。

特に、体の小さな子犬や小型犬はティッシュが詰まりやすいので注意が必要です。中・大型犬であれば詰まることなく排泄されることも多いと言われています。

異変を感じたら動物病院へ

ティッシュを食べたあとの愛犬の様子がいつもと違うと感じたら、すぐに動物病院へ行ってください。異物であるティッシュを食べたことで消化器官に異常をきたし、体調を崩しているのかも。動物病院ではティッシュを吐かせたり、重症であれば手術や点滴で回復を図ります。

動物病院で診察してもらうときは「いつ、どんなティッシュを、どのくらい食べて、どんな症状が出ているのか」をはっきり伝えると、より適切に治療を行ってもらえますよ。

ティッシュを食べる犬への対策・対処法

ティッシュを食べないようにしつけを!

犬がティッシュを食べる場合、ティッシュを食べないよう犬が届かないところに置いて対策をする飼い主も多いですね。しかし、ティッシュを移動させるだけでは根本的な解決にならないことも。

そもそもティッシュは食べるものではないと理解させるために、しっかりしつけることが重要になります。しつけ方として主に2つご紹介するので、愛犬に合ったやり方でしつけてくださいね。

①ティッシュを食べようとしたら気をそらす

愛犬がいつものようにティッシュを食べようとしたら、大好きなおやつでこちらに注意を引いて「おすわり」をさせます。ティッシュを食べることなく指示に従っておすわりができたらおやつをあげて褒めてあげてください。そして愛犬がおやつを食べている間に素早くティッシュを片付けます。

もしおやつを見せてもティッシュを食べてしまったら褒めたりおやつをあげてはいけません。正しく指示に従ったときだけ褒めてあげて、失敗しても無視します。成功したら褒める、失敗したら無視する、を徹底することが重要です。

このしつけ方では「ティッシュを食べなければ良いことがある(正の強化)」と理解させることができます。ティッシュ以外にも様々な拾い食いをやめさせるのに効果的なしつけ方法なので、異食や拾い食いに悩む飼い主はぜひ試してみてくださいね。

②ティッシュに酢水を浸み込ませる

ティッシュにあえて酢水(水で薄めたお酢)を浸み込ませることで、ティッシュ=美味しくないものと認識してティッシュを食べなくなります。お酢の匂いや味は犬にとって刺激が強いので、お酢が苦手な犬も多くいるようです。それを利用してしつけにお酢を使ってみるのがおすすめ。

少量のティッシュに酢水を浸み込ませ、床に置くか愛犬の口元に差し出します。お酢の匂いを嫌がってティッシュを食べなければおやつをあげて褒めてください。もしティッシュを食べようとしたら①と同様におやつをあげず無視します。

ここで大切なことは、お酢をそのまま使わず水で薄めることです。そのままのお酢は刺激が強すぎるのでまずは酢1に対して水2くらいの割合で薄めてください。その後、愛犬の様子を見ながら濃くしたり薄めたり調節していくとちょうどいい酢水が作れるはず。

使うお酢はりんご酢や黒酢などスーパーで売っている酢で大丈夫ですよ。稀にお酢が好きな犬もいるので、愛犬がお酢好きで効果が無かったという方は市販の噛み癖防止スプレーやジェルでも代用できます。

今回紹介した2つのしつけ方は、どちらも「ティッシュを食べなければおやつを貰えて飼い主が褒めてくれる」と犬にわかってもらうしつけです。なので、成功したときはたくさん褒めてあげてくださいね。最初は失敗も多く、イライラしてしまうかもしれませんが犬にイライラをぶつけてはいけません。犬は飼い主が喜ぶ姿を見るのが大好きなので、きっと飼い主のために頑張ってくれますよ。

愛犬がティッシュを食べないように対策しましょう

犬がティッシュを食べる理由としてストレスやいたずらが原因であることは知られていますが、実は病気が隠れている可能性もあるんですね。うちの子は病気じゃないだろうと勝手な判断は禁物です!しっかり原因を特定し、適切な対処をしてあげてください。

一度クセになってしまった異食をやめさせることは大変なことですが、愛犬が健康に生活するためにも根気よく異食を治していきましょうね。

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