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キャリアチェンジ犬の里親になるには?ブログ・募集情報・介助犬についてのまとめ

目次

キャリアチェンジ犬の里親になりたい!

キャリアチェンジ犬 盲導犬

みなさんはキャリアチェンジ犬と呼ばれる犬がいることをご存知ですか?

「キャリアチェンジ犬」はあまり聞き馴染みの無い方も多いかもしれませんが、大型犬を飼ってみたい方や犬の里親になりたい方におすすめなんです^^

この記事では、キャリアチェンジ犬について知りたい、里親になってみたい方のためにキャリアチェンジ犬とはどんな犬なのか、里親になる方法、譲渡条件についてご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね!

キャリアチェンジ犬とは

キャリアチェンジ犬とは、介助犬やセラピー犬の候補だった犬が審査の結果、家庭犬として暮らす方が幸せになれると判断された犬のことです。

介助犬、聴導犬、盲導犬、セラピードッグの候補犬は訓練を行う上で、身体能力や性格が介助犬に向いているかどうかを審査します。障がいを持つ方と生活していくことになるので、何度も審査を繰り返して適性を見極める必要があるのです。

キャリアチェンジとなる主な理由は、活発すぎる、動物や人を怖がる、警戒吠えをする、身体的健康面で条件をクリアできなかったなどがあります。

盲導犬や介助犬の候補犬すべてを訓練するのではなく、無理なく楽しく訓練を行えると判断した子だけを訓練しているということですね^^

キャリアチェンジ犬の里親になる方法と譲渡決定までの流れ

キャリアチェンジ犬の里親希望を出す

キャリアチェンジ犬の里親を募集している団体等に、里親希望の申請書を提出したり、電話で問い合わせを行います(団体によって申請方法が異なる)。里親希望が承認されたら実際に希望の犬と面会し、犬との相性や担当者の方と譲渡条件の確認を行います。

トライアル開始

犬との相性や譲渡条件に問題が無ければ、1週間~2週間ほど自宅で犬と生活するトライアルが開始!(※団体によってはトライアル期間が無い場合も)

トライアル期間は、面会だけじゃわからなかった犬の性格や飼い主さんの生活リズムとのマッチングを確認する段階です。

この段階で、飼い主さんは本当に犬と10年以上過ごしていけるのか?最期まで面倒を見切れるのか?をよくよく考える大事な期間でもあるので、少しでも不安なことがあれば担当者さんに相談してみるのがおすすめ!

譲渡決定!

トライアル期間が終わって、特に問題が無ければ正式に譲渡決定となります!譲渡したら団体スタッフとの関係は終わり、ではなく譲渡後も定期的に連絡を取ったりアンケートに答えたりすることが多いです。

団体スタッフにとって、家庭犬としてキャリアチェンジした犬も我が子のように大事な犬なので、譲渡後も新しい飼い主さんと幸せに暮らしている姿を見ると嬉しい気持ちになるんですよ♪

キャリアチェンジ犬の譲渡条件

基本条件は5つ

譲渡条件は団体によって異なりますが、ほとんどの団体に共通する基本的な条件5つをご紹介します。

①完全室内飼育ができること

キャリアチェンジ犬の多くはゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーといった大型犬です。大型犬でも必ず室内で飼育できることが条件となっています。

家が狭くて室内で飼えないから外で飼いたい、という方にはほぼ100%譲渡できないのでご注意ください。

②独身ではないご家庭

独身者の場合、飼い主に病気や事故など何かあると愛犬が1匹で残されてしまうことになりますよね。仕事が忙しくて帰りが遅くなってしまったり、家に帰れないなんてこともあるかもしれません。

犬が1匹で残されることが無いよう、必ず家族の誰かがお世話できるご家庭のみ譲渡可能です。

③長時間の留守番が無いこと

キャリアチェンジ犬に限らず、犬は大好きな飼い主さんと一緒に過ごすことが大好き。飼い主さんのそばで安心して生活できるよう、長時間の留守番が多くなるご家庭には譲渡不可となっています。

留守番時間の基準は団体によって、3~4時間以上の留守番が日常的に無いこと、6時間以上の留守番をさせないこと、など条件が様々です。共働きのご家庭は留守番時間を確認してみるのがおすすめ!

④高齢者のご家庭でないこと

キャリアチェンジ犬は1~2歳と若い犬がほとんどです。若くてまだまだ元気いっぱいの大型犬は体力もあり、力も強いので高齢者の力ではコントロールできないことも。また、犬は10~15年生きるので最期までしっかり面倒を見れるよう、65歳以上の高齢者のみのご家庭は譲渡できない可能性が高くなります。

高齢者のご家庭については、団体によって条件が異なることが多いのでしっかり確認してくださいね!

⑤愛情をもって飼育してくれること

キャリアチェンジ犬の里親になるには様々な条件がありますが、何よりも大切なのが「愛情をもって最期までしっかりお世話をしてあげること」です。キャリアチェンジ犬は介助犬や盲導犬に向いていなかっただけで、他の家庭犬と何ら変わりはありません。

中にはキャリアチェンジ犬=ダメな犬というイメージを持っている方もいるようですが、キャリアチェンジ犬を引き取った後に飼い主さんがトレーニングを行い、大会で良い成績を残す優秀な犬に育った子もいます。決してしつけがしにくい犬、飼いにくい犬というわけでは無いので、しっかり愛情をもって飼育してあげてくださいね!

以上が、ほぼどの団体でも設けられている条件です。1つでも当てはまらないと譲渡を断られてしまう可能性が高いので、里親希望の方は生活環境などを見直してみてください!

また、これらの条件以外にも「譲渡決定時に一定額の寄付金を支払う」ことが条件となっていることもあります。このようなお金に関する条件が設定されている場合は、譲渡前に金額や支払い方法をきちんと確認しておきましょう。

キャリアチェンジ犬の募集情報

キャリアチェンジ犬の里親募集情報は、

〇日本アニマルセラピー協会

〇日本盲導犬協会

〇日本聴導犬協会

〇東日本盲導犬協会

〇そのほか各地域の盲導犬協会

〇盲導犬・聴導犬訓練所

などなど・・・

盲導犬や介助犬の訓練を行っているNPO法人や公益財団法人のサイトに載っているので、気になるところを覗いてみてくださいね^^

キャリアチェンジ犬のブログ

モルゲンのキャリアチェンジ犬黒ラブすず

大阪盲導犬訓練所「日本ライトハウス」出身のラブラドールレトリバーすずちゃんのブログです。盲導犬候補生でしたが、キャリアチェンジ犬として今の飼い主さん宅に譲渡されました。

ブログ記事では、すずちゃんが家庭犬として幸せに暮らしている様子を見ることができるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

キャリアチェンジ犬のInstagram

介助犬候補だったマーラちゃん @mara1005_gram

介助犬候補生として日本介助犬協会にいたスタンダードプードルのマーラちゃん。介助犬からキャリアチェンジして家庭犬として新しい飼い主さんと暮らしています。

スッと長いお顔がとっても美人なマーラちゃん♪とっても元気で活発なのがインスタの投稿から伝わってきます!

仲良し姉妹の黒ラブ @honolla

黒ラブvanillaちゃんとjanetちゃんのアカウント。Janetちゃんは先ほどご紹介したマーラちゃんと同じ日本介助犬協会で介助犬候補生だった子です。今は家庭犬にキャリアチェンジし、お姉ちゃんのvanillaちゃんと仲良く過ごしています。

飼い主さんはペット食育士1級を取得しているそうで、健康管理もばっちりですね^^

キャリアチェンジ犬と暮らしてみよう!

いかがでしたか?少しでもキャリアチェンジ犬について興味を持っていただけたら嬉しいです!

盲導犬や介助犬に向いていなかった犬、と聞くとあまり良いイメージを持てない方もいるかもしれませんが、盲導犬や介助犬に向いていなかっただけでむしろ家庭犬としては優秀な子が多いんです♪

これから大型犬を飼ってみたいと思っている方は、ぜひキャリアチェンジ犬も検討してみてくださいね!

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